いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

思ったことを伝えるのよ

百度38/100

 

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 結婚について書いた昨日の記事に関連して、ながの(id:suganokei)さんが書いてくれた。どちらかといえば夫婦生活に関する内容だった。

 

 これ私の記事。

giveus.hateblo.jp

 これながのさんの記事。

dimofsoul.mitona.org

 

 私は本来結婚ということに意味があるとは思っていない。というのも自分の両親を見ていてほとほとよくわかってしまったんです。結婚とかで安心してる場合じゃなくて、日々お互いのことを思ってなくちゃなと。でも旦那にとっては結婚は意味があるので、旦那にとって結婚が意味があるものであるという理由で私にも結婚は意味あることだ。別に結婚という形式を取らなくてもいいけど、自分としては旦那が重きを置いている結婚というものがあるなら、自分もそれに心を注ぎたいてな心境でいる。結婚を大切に思っている人に向かって、結婚ってのはなんの意味もなくて、結婚なんてしても私の両親のように地獄の状態になって別れたりするんだから、というようなことを言うのは無駄だし残酷だから私はしないつもりで、自分にとって意味のなかった結婚も、旦那が言うから今の自分には意味がある、と言うか新しい意味ができた。まあ内心、旦那は結婚そのものに意味を見出しているのに、私は旦那が結婚に意味を見出していることに意味を見出しているので、これでいいのだろうか、とは思うが・・・この違和感ってなんなんだろう。

 

 ながのさんの記事を読んでいて、自分は結婚という制度を使おうとしているが故に、人事になんて説明しようかとか、職場でどう思われるかとかを気にしまくっているんだなと思った。それと同時に別になんと思われてもいいんじゃないのかという風にも思った。もし結婚したことで働く意欲がないのだと思われたら、働く意欲があると自分で言えばいい訳だし、結婚したから転勤できないと思われたら、転勤しますと言えばいい訳だし、人事であれ職場であれ、「察してくれ」の力に全てのコミュニケーションの頼みをかけていてはこりゃダメだなと思った。口がついているのだからいつでも自分の思っていることを相手に伝えられるんだし、口で伝わらなくても行動で示すこともできるのだし。それは夫婦の間でも同じだし、って思った。

 

 コミュニケーションをするのは面倒だけど、でもその面倒と思っているのは毎回いちいちどう思われてるか、どう受け取られているかを気にしすぎているんだと思った。自分はいまいち相手の気持ちがわからないところがあって、だから何をするにも、まず話して見て感触を掴みながら自分の言いたいことを言う、みたいなところがあり、何か話すたびにそれをしないといけないと思うとなんかだるくなってしまう。今も次の人事面談で結婚を考えていることを話すかどうか迷っていて、それはそのことについて人事がどういう気持ちでいるのかあんまり見当がつかないから、また探りながらやらなければいけないと思って、面倒だなあという、なんかしょぼくれた気持ちになっているのだ。

 また世間一般の新卒の女子が「結婚を考えている」と人事に伝えるときに人事に与えるような「これは会社辞める可能性あるな」という印象を持たれたくないし不本意という気持ちがあるが、そもそも「世間一般の」新卒の女子というものはいないのであり、みんなそれぞれの事情と感情を持っている。また一口に「人事」と言ってもいろんな人事がいるのであり、だから私は一人の人間として一人の人事という人に自分の考えていることを伝えたいと思って伝えなければいけないんだと思った。

 

 ながのさんは

一人で生きるにせよ、誰かとともに歩むにせよ、自分で道を選び、そこに幸せな人生を築くのに、自分自身の力こそが最大の頼りとなります。
結婚に関して言えば、相手の気持ちをよく理解すること、そして自分の気持ちをきちんと相手に伝えること、また、相手が自分の気持ちを理解してくれなくても、そして自分が相手の気持ちを理解できなくてもめげないこと、などが大切なところかと思います。

 と書いてるのだけど、結婚に関して書いてるところ、これは人間同士ならやらなきゃいけないことなんだろうと思う。相手が人事であっても。で、相手と分かり合えなくてもめげなければ、なんとなく働くことを続けていけるかなと思った。自分にも共感能力的なものが身につけばいいなーと思うけど、そう簡単安易には行かないからやって見ていくしかない。

 

 ヴィパッサナー瞑想とかインドとか、それは私にはよくわからないけど、興味はあるけどわからないけど、これを書いてくれた人がいて嬉しかったな。また色々夫婦について書いて欲しい。ブログを読む中でブロガーさんの年齢とかあまり気にしなかったのだが、ながのさんは私の親くらいの年齢だなと思った。だからなんというわけではないけど。

 

 そういえばながのさんにいただいた本に学んで、昨日独活の白煮を作って食べたんですよね。美味しかったです。良き毎日を

 

 

日本料理 野菜調理ハンドブック: 基本の下処理・切り方・味つけ

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 皆さんも結婚前のことについて気が向いたら書いてくれたら嬉しいです。