いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

神奈川県大山登山

 神奈川県の大山に登った。富士山はかすんでいながらもきちっとしていた。富士山はきちっとしている感じがある。色川武大の小説に「山が怖い」という人物が出てくるが、富士山はあまりにもきちっとしているので、あんな山なら怖いということもあるかもしれないと思った。

 

 山に登るのは気持ちがいいが、ついつい途中で茶屋等あると、何かと食べてしまう。かつ山に登るまでにバスに乗ったりするのが興ざめだ。高いし、わざわざ阿呆なことをしにいっている感じが半端ではない。そこまでするならケーブルに乗って登ったらいいんである。

 

 とはいえ自力で歩いていくのもまた馬鹿げたことで、ただ単に疲れてしまうのでバスに乗る。明日もインターンだし、などと考えてしまう。就活はこのようにして平日の活動を抑えめにするサラリーマンの習慣を学生に叩き込むのか。

 

 

百年前の山を旅する

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