いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

私は誰の話も聞くことはなかった

 自分は色んな人と話してきた。でも誰の話も聞くことはなかった。失礼だったわけではない。打ち解けなかったわけではない。でも私の話の聞き方は、ちゃんとしていない。私が何者でもないからだ。対峙する人格がない。子どものときに好奇心を全部取り上げられ、それに甘んじていたから、自分のせいだ。人格がない。