中国で風邪を引いたら、何の薬を飲んだら良いだろうか。その問いに対する中国語教諭の答えによると、
夏に風邪を引いた場合には「雀香正気」がよい。
冬の場合は「感冒冲剤」がよい。
だそうだ。これは教諭の主観であるので、もっとほかに良い薬があるかもしれない。しかし教諭が「夏の風邪は、」「冬の場合は、」と季節によって違う風邪薬の服用を勧めていることに興味を覚えた。
「雀香正気」の中身は「家庭の中医学」(藿香正気散 中医学処方解説)
「感冒冲剂」はこの「漢方ストア」(同仁堂感冒清熱沖剤¥800_漢方製剤_風邪、インフルエンザ【漢方ストア】)を見ると分かる。
「白止」という漢方は中華系スーパーでも見たことがあるのだが、何に使うのか今まで分からないでいた。このように風邪薬にも含まれているのであるなあ。
教諭によると、同仁堂(http://www.tongrentang.com)というのは北京でとても有名な老舗の薬屋らしい。北京の王府井にあるapmというショッピングモールのようなビルにも店舗がはいっていた。その歴史は1669年に同仁堂薬室が作られたところから始まるという古さで、なんか北京の老舗ってほんとうに古いんだなあと思う次第です。