いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

歩数計を買うと

 歩数計を買った。

 大学へ行くのがだるいときは多々ある。昨日も頑張ったじゃないかとか、今日もまた頑張るのかとか、なんのために頑張るのかとか、なんか後ろ向きになっているときはそんな感じ。

 

 そこで歩数計を買った。

  

 

 Androidスマートフォンをもっていると、この歩数計で取ったデータを同期して、ダイエットの計画を立てるのを手伝ってくれたりするらしい。ただ私はAndroidスマートフォンを使っていないし、正直に言えばスマートフォン使用者でさえないので、そんなすごい機能は全然つかえない。

 

 それでも、歩数は計れるし、いくつかの情報を入力すれば、この歩数計単体でも、脂肪燃焼量がグラムで表示されるのを確認することが出来る。

 

 これを見ると、「昨日も何か疲れた、今日もまた疲れた」、というのではなくて、「昨日は何歩歩いて、今日は何歩歩いている」、というふうに、歩数を基準に自分の活動量を見ることが出来る。それはなんとなく心にいい。もちろん毎日の疲労具合を決定するのは、歩数がすべてではない。でもなぜかそんなにどんよりしない。「今日は歩数で言えば昨日よりは歩いていないんだ。だからちょっと贅沢した。」と言って精神的貯金をつくる。「今日はこんなに歩いたのだから、これまでより体力を使ったわけだし、餃子を食べよう。」とか、そういうふうに寄り道したりする。案外いい薬だ。

 

 私は毎日だいたい、一万千五百歩ほど歩いている。もしもっと時間が会ってお金持ちなら、中華の食べ歩きをすると思う。